[ORAS]個体値とは-個体値の仕組みを解説!

ポケモン初心者にとってよく分からない個体値、簡単な例を使いつつ解説していきましょう。

個体値とは

「個体値」という言葉は、努力値(→努力値とは)同様にポケモンで公式に認められた言葉ではありません。努力値であれば、ゲーム中の言葉では「基礎ポイント」として表されていましたが、個体値に関してはそれを指すものはない、まさに隠しステータスと呼ぶにふさわしいものです。

さて、個体値というものがどのようなものかということですが、簡単に言えば個体値とは、ポケモンが生まれつき持つ才能を数値化したものと言えます。

個体値の仕組み

個体値はポケモンの各ステータス(HP・攻撃・防御・特攻・特防・すばやさ)ごとにそれぞれ決まっているもので、その値は31~0の32段階の値を取ります。そしてその個体値の値はそれぞれのポケモンごとに決められており、どのポケモンだからどの個体値だ、というものはありません。ここが種族値との違いです。(種族値はポケモンの種類ごとにゲーム側であらかじめ決められた数値)

簡単に個体値の差を考えてみたければ、まずはその辺で適当に同じ種類の、同じレベルのポケモンを2,3匹捕まえてみましょう。(できるだけレベルの高いポケモンの方が分かり易いです。)そのポケモンたちを比べてみると、一方のポケモンのHPの方が高かったり、もう一方のポケモンのすばやさの方が高かったりするでしょう。

これこそが個体値の差によるものだと考えてくださって差し支えありません。(もっとも、これは性格の差の可能性もあるのですがその話はひとまずおいておきましょう。)

ポケモンの能力はこの個体値を基にして決定され、この個体値が高ければ高いほど能力は高く、個体値が低ければ低いほど能力は低くなります。

ですから、強いポケモンを育成するためには、努力値の配分はもちろんの事として、ポケモンの生まれる段階、あるいは捕まえる段階で高個体値のポケモンを手に入れる必要があります。

なお、レベル50とレベル100のポケモンとで比べた場合に、レベル100同士のポケモンで比べたほうが能力の差は大きくあったことからも分かりますが、個体値の差から生じるポケモン同士の能力の差は、レベルが高くなればなるほど大きくなります。言い換えれば、低レベルであれば個体値による差はあまり生じません。そのため、低レベルでは個体値の正確な値というものは分かりません。

個体値の決まり方

HP・攻撃・防御・特攻・特防・すばやさの個体値はどれも、野生のポケモンであれば出会った瞬間、タマゴからの孵化であれば、育てやのおじいさんからタマゴを受け取った瞬間にランダムで決定されます。なお、BWのボルトロス・トルネロスやHG・SSのスイクン等のマップ上を徘徊するポケモンは、各地を飛び回り始める瞬間に決定されます。

また、タマゴを孵化させる場合には親の個体値を3つまでランダムで受け継ぐ事ができます。そのため親の個体値さえよければある程度高い個体値のポケモンを手に入れる事が容易になります。

例えば親(♂)の個体値が20-21-14-15-18-30、親(♀)の個体値が31-09-21-03-22-20とした場合(HP-攻撃-防御-特攻-特防-すばやさの順)、子の個体値は♂・♀の計12個ある数値の中から3つ選ぶことになります。(もちろん♂と♀両方のHPの個体値を同時に引き継ぐというようなことは起こりえません。)※ブラック・ホワイト以降だと受け継ぐ数は3つ、それ以前だと1~3つなのでバージョンには注意してください。また、XYやORASでは赤い糸を用いて5つ能力を引き継ぐことができます

ここでは親の個体値をHP(♂)・防御(♀)・すばやさ(♂)という風に受け継いだとしましょう。そうすると、この段階でこの生まれる子の個体値は20-?-09-?-?-30となります。そして親の個体値を3つ受け継いだ後に、残りの個体値(攻撃・特攻・特防)をランダムで決定します。

なお、どちらの親からどの個体値を受け継ぐかはランダムです。

Vってなに?-6Vなどの解説

個体値は0~31までの32段階あると述べました。ここで、0~31までの数字を16進数に直した場合(16進数について分からない方はあまり気にしなくて良いと思います)、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,,A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,N,O,P,Q,R,S,T,U,Vとして表す事ができます。

これを利用して、16進数における個体値31をVとして表し、あるポケモンの個体値31の数を○Vとして表す事が多々ありますのでここで知っておくと後に役立つと思います。

例えば31-21-09-31-24-31こんな個体値のポケモンであれば、HP・特攻・すばやさの個体値が31であるため、3Vと表す事ができます。最大は6Vです。

普通のプレイを行っている限りこのようなポケモンに出会うことはまずありませんが、ごにょごにょすると6Vも入手することができます。(※改造ではありません)

個体値判定のジャッジ-大まかな個体値の測り方

ゲーム中で表示されない個体値ですが、ポケモンオメガルビー・アルファサファイアだとバトルリゾートのポケモンセンター内、ポケモンBWだとバトルサブウェイ・HGSSであればバトルタワーにいるジャッジという人物にポケモンを見てもらうことでおおまかな個体値を知る事ができます。

ジャッジにポケモンを見せると、そのポケモンの中で一番優れているのはどの能力で、その能力の高さがどれだけかが分かります。もし一番優れている能力が複数ある場合(HPと攻撃がともに個体値31など)、BW~ORASだと一括して教えてくれます。HGSSだと一度見せるたびに一つの能力しか教えてくれないため、何回も聞きなおさなければなりません。

個体値の合計 ジャッジの言葉
151~ すばらしいちからをもっている
121~150 そうとうゆうしゅうなちからをもっている
091~120 へいきんいじょうのちからをもっている
000~090 まずまずのちからをもっている

まず、ポケモンの大体の個体値の合計について教えてくれます。個体値の合計とは、HP~すばやさ までの個体値を全て足し合わせたものです。例えば30-21-24-20-31-31ならばその合計は157であるため、ジャッジの判断の結果は「すばらしいちからをもっている」になります。

一番個体値の高い能力を教えてくれる場合のジャッジの言葉を以下にまとめておきます。

一番高い個体値の範囲 ジャッジの言葉
31 さいこうのちからをもっている
26~30 すばらしいちからをもっている
16~25 かなりのちからをもっている
0~15 まあまあのちからをもっている

この二つを組み合わせると、ポケモンの大まかな個体値を知る事ができます。

きちんと個体値を測る

正確な値を知るためには、ポケモン個体値計算ツールを利用するのがもっとも効果的です。

ポケモンはレベル100になった場合、その個体値に応じたステータスになります。レベル5の時には、個体値31も個体値21もステータス上では同じ数字であったとしても、レベル100の時には個体値が違えば必ずステータス上の数字でも異なってきます。

そのため、個体値を計るにはまずポケモンのレベル100の時のステータスを調べてあげること、これが手っ取り早い方法になります。

ポケモンブラック・ホワイトではハイリンクのバトルミッションを行うことで、レベル1~99のポケモンを強制的にレベル100に引き上げることができます。ここでポケモンのステータスを確認し、個体値計算ツールにその数値を打ち込めばそのポケモンの個体値がどれほどなのかを測る事ができます。

ちなみにこの際には、努力値を振ったのであればどれほど振ったのかを正確に入力しなければ、正しい結果は得られませんのでご注意ください。